大谷翔平選手

水原一平はアメリカにいる説が濃厚「犯罪人引渡条約締結国が多い」

大谷翔平選手

水原さんはドジャーズ解雇後は、違法賭博問題から逃れるため、ドバイに潜伏しているという可能性が高いとされていましたが、実はアメリカに帰国していました。

2024年5月9日(日本時間)、大谷翔平選手の元通訳・水原一平さんが司法取引に応じて、起訴内容を認める意向であると報道されました。

この記事はこんな人におすすめ
・水原一平さんの行方が知りたい
・水原一平さんがアメリカにいる可能性が高い理由を知りたい

追記:水原一平は日本へ強制送還

アメリカ司法省は、水谷さんが大谷選手の銀行口座から約1700万ドル(約26億4000万円)を不正に送金した銀行詐欺罪と虚偽の所得申告の罪を認める意向であることを発表しました。

幼少の頃からアメリカにいた水原被告は、永住権は保有しているものの、市民権は得ていません。そのため、有罪が確定すれば、水原被告は、最終的に日本に強制送還され、アメリカから永久追放される可能性が高いと見られています。

また2022年度に課された、110万ドルの税金滞納も判明しています。これも水原被告は認め、アメリカ内国歳入庁(IRS)や国土安全保障省が捜査を進めています。

水原一平さんがアメリカにいると考えられる理由

ここで、なぜ水原一平さんがアメリカにいる説が浮上し、一番濃厚なのかその理由をみていきます。

経済的余裕が全くない

水原一平さんがドジャーズを解雇された理由は違法賭博で、その借金が450万ドル(約6億8000万円)と言われています。3月31日、450万ドルの他にも未返済の借金があると報道がありました。

これだけの巨額の借金を背負った人が、海外に自力で潜伏できる経済的余裕があるとは考えにくいです。

水原一平さんは、6歳の時に料理人であるお父様がアメリカ・ロサンゼルスにあるレストランで働くことになり、北海道から家族で移住しました。ご家族は現在もロサンゼルスにお住まいです。家族の支援を受けるのが一番自然な流れと考えられます。

ただし、ロサンゼルスタイムズが、ご両親の住む自宅を取材した際には水原一平さんは実家にはいませんでした。

アメリカは犯罪人引渡条約を116カ国と締結

アメリカは、日本を含む116カ国と犯罪人引渡条約を締結しているため、水原一平さんはすでにアメリカにいるとも言われています。

「犯罪人引渡条約」を締結した国家間では、犯罪を犯し、国外に逃亡した犯罪人等を確実に追跡し、逮捕するため、一定の場合を除き、犯罪人の引渡しを相互に義務付けられています。

現在、水原さんはドバイいるのではないかと言われていますが、ドバイのあるアラブ首長国連邦(UAE)は、アメリカと「犯罪人引渡条約」を2022年に締結しています。

Office of Public Affairs, U.S. Department of Justice

そのためアメリカから要請があれば、UAEは水原さんを引き渡さなくてはなりません。アメリカと日本も「犯罪人引渡条約」を締結しています。

水原一平さんは、アメリカで就労しているため「就労ビザ」もしくは、家族で移住し長年暮らしている間に「永住権」を取得していると推測されますが、国籍は日本です。

そのため、日本はアメリカから要請があれば、仮に水原一平さんが、世界各地の日本大使館(総領事館)に逃げ込んだとしても、水原さんをアメリカに引き渡さなくてはなりません。

この2点から、水原一平さんは、世界のどこに潜伏したとしても、いずれはアメリカの当局に拘束される可能性が高いため、すでにアメリカに戻っている説が濃厚と言われています。

アメリカが「犯罪人引渡条約」を締結していない国にいる可能性も?!

水原一平さんがドバイいるという説が浮上したのは、近年日本で金銭に絡む罪に問われた多くの人たちが、ドバイに逃亡したためと言われてます。逃亡先にドバイが選ばれたのは、日本がアラブ首長国連邦と犯罪人引渡条約を締結していないためです。

2024年3月現在、日本が犯罪人引渡条約を締結しているのはアメリカと韓国のみです。

一方、アメリカも犯罪人引渡条約を締結していない国があります。こちらの世界地図のグレーの国や地域が非締結国です。

ロシア・中国・インドネシア・イラン・台湾・モンゴル・ベトナム、そしてアフリカ大陸の大半の諸国です。野球が盛んな国では、大谷翔平選手の今回の事件も報道されている可能性は高く、水原さんの顔は知られています。

それも踏まえると、非締結国で野球が盛んではない国・地域にいる可能性も考えられます。しかし、やはり経済的な要因から、よほどの金銭的なサポートがない限り、アメリカに戻っている可能性が一番高いとされています。

水原一平さんが、世界のどこにいたとしても無事でいてほしいと願わずにいられません。

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