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白井利明経歴がすごい!「高校もエリートの出世警察官」

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2024年10月1日、白井利明(しらい・としあき)京都府警察本部本部長がパワーハラスメントの可能性があるとして、調査を受けていることが分かりました。京都府警内でもパワーハラスメント疑惑が発覚し、これを機に白井利明京都府警本部長が話題を集めています。

10月3日、白井利明京都府警本部長は、府議会に出席し、不適切な発言があったことを認め陳謝しました。また警察庁から訓戒処分を受け、事実上の更迭となりました。

こちらの記事では、白井利明京都府警本部長の経歴、プロフィール、学歴(出身大学・出身高校)、家族構成などを調べていきます。

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京都府警白井利明本部長の経歴・プロフィール

今回の騒動の渦中にいる、京都府警白井利明本部長は、いったいどんな人物なのでしょうか。現在、公表されている経歴は次のとおりです。

氏名:白井利明 しらい・としあき(56歳、2024年10月1日現在)
最終学歴:東京大学経済学部
入庁:1991年 警察庁
経歴:長官官房参事官=サイバーセキュリティ対策担当、 富山県警本部長、警察庁長官官房会計課長、警視庁総務部長など
出身地:東京都

警察庁(京都府警)本部長には、2023年3月24日付で着任しました。白井本部長は、同年3月30日に着任した際の記者会見では「京都の安心安全を確保するため、一つ一つの事案に丁寧・適切に対応したい」と語っています。

京都府警白井利明本部長の学歴出身大学・高校は?

白井利明本部長の最終学歴は東京大学経済学部でした。調べたところ、出身高校は公表されていませんでした。

白井利明本部長は1991年に警察庁に入庁しています。その時点から大学入学年度を逆算してみると、現役で大学に合格していれば、東京大学入学は「1987年」である可能性が高いです。

それを踏まえ、1987年東京大学入学者の高校ランキングを調べてみました。このランキングでは、白井本部長の出身地である東京にある学校が上位を占めています。しかし、白井本部長が、生まれてからずっと東京で育ったとは判明していないため、現時点では出身高校を絞るのは難しそうです。

1987年の東大入学者の合格ランキングに名前を連ねている高校は次のとおりです。

①開  成(東京)141名
②  灘 (兵庫)131名
③ラ・サール(鹿児島)115名
④学芸大付(東京) 96名
⑤筑波大付駒場(東京) 81名
⑥武  蔵(東京) 79名
⑦麻  布(東京) 75名
⑧栄光学園(神奈川) 71名
⑨甲陽学院(兵庫) 57名
⑩筑波大付(東京) 56名
洛  星(京都) 56

1987年当時の各学校の偏差値を調べたところ、1987年の東大合格者数上位3校の偏差値は、開成は76.0、灘は80.5、そしてラサールは78.0と上位中の上位でした。

そのほかの高校も偏差値70台を優に超えています。白井本部長は高校時代から秀才エリートであったことは間違いないようです。また出身高校に関する情報が分かりましたら、追記していきます。

京都府警白井利明本部長の警察庁キャリア

調査したところ、白井利明本部長の警察庁でのキャリアヒストリーは次のとおりです。

1991年:警察庁に入庁
2005年:在英日本大使館勤務
2012年:広報室長(官房参事官サイバーセキュリティ対策担当)
2016年:富山県警本部長
2018年:給与厚生課長
2019年:会計課長
2020年:警視庁総務部長
2021年:内閣官房内閣審議官
2023年:京都府警本部長

白井京都府警本部長は、国内だけではなく、2005年にはロンドンの日本大使館にも勤務していました。ロンドンオリンピックを狙った同時多発テロを現地で経験しています。
白井京都府警本部長は、平成28年12月に富山県警察本部において設立された「テロ対策ネットワークとやま」において、「テロへの警戒感の保持とテロに屈しない姿勢を確立することが必要になる」と自論を語っています。(当時の肩書きは、富山県警本部長)
今回のパワーハラスメント疑惑においても、テロにも屈しない強い姿勢で、部下に対応したのでしょうか、気になるところです。

京都府警白井利明本部長の妻

調べたところ、妻は明らかになっていませんでした。白井本部長は、警察庁のキャリアであり、その業務の性質からして、敵対する第三者から家族が狙われる可能性もあります。そのため家族構成は非公表としているのかもしれません。また情報が分かりましたら、追記していきます。

京都府警白井利明本部長の子ども

調べたところ、子どもの存在も明らかになっていませんでした。白井本部長の年齢から考えると、仮に30歳で第一子をもうけたとしたら、子どもは26歳です。父親が、このような立派なキャリアだと、その子どもも同じようなキャリアを歩んでいるかもしれません。また情報が分かりましたら、追記していきます。

事件の概要

今回の事件の概要を時系列で確認します。白井本部長によるパワーハラスメントの疑惑に関する経緯は次のとおりです。

・2024年8月から9月にかけて:白井本部長が、京都府警本部の庁舎内で部下から説明を受けている際「殺すぞ」と発言
・2024年8月下旬:京都府警内の監察官室が、関係者への聞き取り調査を開始。警察庁への報告も実施。複数の不適切な言動があったことが発覚。
・2024年10月1日:京都府警がパワーハラスメントの可能性について調査を進めていることを公表。
追記
・ 2024年10月3日:白井本部長は、京都府議会に出席。疑惑について「不適切な発言があったことは事実」として認めました。また同日、警察庁の長官官房付への異動(2024年10月14日付)の内示を受けたことを明らかにしました

京都府警察本部の白井利明本部長が、部下に対し「殺すぞ」と発言したなどという複数の訴えがあり、府警がパワーハラスメントの可能性があるとして、調査を進めていることが分かりました。
本部長は取材に対し「個別の事案については回答を差し控える」とコメントしています。京都府警によりますと、ことし8月から9月にかけて、白井本部長が、府警本部の庁舎内で部下から説明を受けている際に「殺すぞ」と発言するなど、不適切な言動があったという訴えが複数の職員から寄せられました。
府警ではハラスメント防止対策要綱で、優越的な関係を背景に業務上必要な範囲を超えた言動などを、パワーハラスメントと規定しています。訴えを受けて府警の監察官室は、8月下旬から関係者への聞き取り調査を進めていて、警察庁にも報告しているということです。
白井本部長は、富山県警の本部長や警視庁の総務部長などを経て、2023年3月から京都府警の本部長を務めています。本部長はNHKの取材に対し、総務課を通じて「個別の事案については回答を差し控える」とコメントしています。
NHKニュース

過去の警察内部でのパワハラ事例

警察内部での不祥事やパワーハラスメントに関する事例は、過去数年にわたり多数報告されています。以下、時系列でいくつかの事例を紹介します。

鹿児島県警での一連の不祥事(2017年〜2022年)

鹿児島県警では、不倫やセクハラ、パワハラなどの問題が次々と発覚しています。特に2017年以降は、こうした不祥事が急増し、警察の内部規律が問われる事態に発展しました。これらの問題は、組織全体での隠蔽体質や内部告発の抑圧が背景にあったとされています。

2024年、本田尚志・鹿児島県警前生活安全部長が、鹿児島県警職員が行った犯罪行為を、野川明輝本部長が隠蔽しようとしたことを通報しました。本田尚志・鹿児島県警前生活安全部長の行為は警察の内部文書を漏えいしたとして、国家公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで逮捕した事件は、鹿児島県警の隠蔽体質を露呈するものとなりました。

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兵庫県警の逆パワハラ事件(2023年)

2023年、兵庫県警では、生活安全課に巡査部長2名が、上司にあたる警部補に対して「逆パワハラ」と呼ばれるケースが発生しました。部下から上司に対する嫌がらせや攻撃が行われ、上司が心理的に追い詰められる状況が報告されました。これにより、兵庫県警では、組織内での権力構造が歪んでいることが明らかになりました。

他にも、兵庫県警では、2015年には、機動隊に所属していた24歳の巡査がパワハラを苦にしてうつ病を発症したのち、隊舎の自室で首つり自殺したことも発覚しています。

白井本部長の経歴や家族構成などについて、また情報が分かりましたら追記していきます。

アイキャッチ画像:MBSニュースより

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