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花田ゆういちろうお兄さん、2025年度も続投!卒業説を覆す理由

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NHK Eテレの人気番組「おかあさんといっしょ」で、歌のお兄さんとして子どもたちの人気を集める花田ゆういちろうさん。2017年4月の就任以来、7年以上にわたって番組を盛り上げてきました。そんなゆういちろうお兄さんの卒業説が毎年浮上していますが、実際のところはどうなのでしょうか。過去の卒業パターンと比較しながら、2025年度も卒業せず、続投する可能性について探ってみましょう。

2025年2月3日、2月のうた「じゃれ愛あいあい」が公開されました。

ゆういちろうお兄さん卒業「2024年2月の歌」で卒業フラグ確定か【おかあさんといっしょ】
ビビビビーム!歌詞2024年2月の歌は卒業ソングか(おかあさんといっしょ)

「花田ゆういちろうお兄さんは卒業」説の根拠を検証する

まず、ゆういちろうお兄さんの卒業説が出ている理由を整理してると、次の3つが挙げられます。

1. ゆういちろうお兄さんの就任期間の長さ
2. ゆういちろうお兄さんの年齢
3. 前任者の過去の卒業パターン

ゆういちろうお兄さんの就任期間が長い

ゆういちろうお兄さんは2017年4月から歌のお兄さんを務めており、2025年4月で8年目を迎えます。確かに、現在の出演者の中では最も長く務めていることになります。しかし、歴代の歌のお兄さんの中では最長記録ではありません。第11代の横山だいすけお兄さんは9年間務めており、これが歴代最長記録となっています。つまり、就任期間だけを見れば、ゆういちろうお兄さんにはまだ1年の余地があるということになります。

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ゆういちろうお兄さんの年齢が30代後半に差しかかっている

2025年時点でゆういちろうお兄さんは36歳になります。歌のお姉さんは、「30歳定年説」があり、30歳前後に卒業するパータンが多いです。さらに、過去の歌のお兄さんの多くは30代前半で卒業しています。しかし、例外もあります。直前の先輩に当たる横山だいすけお兄さんや、杉田あきひろお兄さんや速水けんたろうお兄さんのように、35歳以上でも続けていた例もあります。つまり、歌のお兄さんの場合、年齢だけでは、ゆういちろうお兄さんの卒業が必然という判断するのは難しそうです。

ゆういちろうお兄さんと前任者の卒業パターンが似ていない

おかあさんといっしょでは、お兄さんお姉さんの卒業が決まると、通常2月に発表があり、その年の2月の歌が卒業ソングになることが多いとされています。2023年2月には誠お兄さんが卒業しました。その時は旅立つ人を応援する歌詞で卒業にふさわしい曲でした。その翌年となる2024年2月の歌「ビビビビーム!」は卒業ソングの雰囲気ではありませんでした。実際に、2024年度から2025年度にかけては誰も卒業しませんでした。2025年2月3日に公開される2月の歌が気になります。続報を追記していきます。
ビビビビーム!歌詞2024年2月の歌は卒業ソングか(おかあさんといっしょ)

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「花田ゆういちろうお兄さんは続投」説の根拠を検証する

ゆういちろうお兄さんは、2025年度では卒業せず続投する!と考えられる根拠は次のとおりです。

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ゆういちろうお兄さんの存在が番組に安定感をもたらすため

「おかあさんといっしょ」は、幼児教育番組として長年親しまれ、2024年で65周年を迎えました。番組の安定感をもたらすには、コンテンツの急激な変化は避けることが重要です。現在、ゆういちろうお兄さんは、子どもたちや保護者から高い支持を得ており、「歴代の中で一番イケメン」と評され、特に母親たちから人気が高いです。現在の出演キャストの中では一番長く出演しており、その存在は番組の安定感に大きく貢献しています。

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ゆういちろうお兄さんのキャリアとコロナ禍の影響

2020年からのコロナ禍により、番組の制作や地方へのコンサートなど、出演者の活動に制限がありました。これは、ゆういちろうお兄さんが本来のお兄さんとしての活動を十分に行えなかった期間があったことを意味します。番組側も、この「失われた時間」を考慮して、通常より長く務めることを認める可能性もあります。2024年度になって、ようやく子供達のスタジオ収録参加が戻ってきました。そのため、新たなスキームで落ち着くまで、ゆういちろうお兄さんが続投する可能性が高いと考えられます。

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ゆういちろうお兄さんの後任の準備不足と、ゆういちろうお兄さんの意思と体調

卒業には、適切な後任の存在が不可欠です。もし適任者が見つかっていない場合、ゆういちろうお兄さんの続投が選択される可能性があります。現在、もう1人のお兄さん「かずむお兄さん」が体操のお兄さんとして活躍していますが、2024年度の途中で怪我で戦線離脱する時期がありました。そのため、まだキャストとして完成していない可能性が高く、かずむお兄さんの分のフォローも、ゆういちろうお兄さんに託されているかもしれません。

また卒業の決定には、本人の意思が大きく関わります。例えば、2023年に卒業した体操の福尾誠お兄さんは、本人の強い意志で卒業を決めたとされています。ゆういちろうお兄さんが続けたいという強い意志を持っており、かつ体調面で問題がなければ、続投の可能性は高くなります。

誠お兄さん(NHK)

番組の方針変更

近年、「おかあさんといっしょ」では、出演者の在任期間に関する固定観念が変化している可能性があります。これまでお兄さんとお姉さんは一緒に卒業することが慣例でしたが、ゆういちろうお兄さんの前任者である「ダイタク(横山だいすけ&三谷たくみ)」コンビから別々に卒業しています。2022年のあつこお姉さんが卒業する際に、ゆういちろうお兄さんの卒業が実現しなかったことからも、番組側の方針が柔軟になっていることがうかがえます。

ゆういちろうお兄さんと過去の卒業パターンとの比較

ゆういちろうお兄さんの前任者やコンビを組んでいた歌のお兄さんやお姉さんたちの卒業パターンをみてみましょう。

だいすけお兄さん(第11代)

横山だいすけお兄さんは、9年間務めた後、2017年3月に卒業しました。卒業の2ヶ月前に発表があり、2月の歌が卒業ソングとなりました。

たくみお姉さん(第20代目歌のお姉さん)

たくみお姉さんは、8年間務めた後、2016年3月に卒業しました。これまで慣例となっていた、お兄さんとお姉さんが同時に交代するパターンではなく、たくみお姉さんだけが卒業する新しいパターンでした。

あつこお姉さん(第21代目歌のお姉さん)

あつこお姉さんは、6年間務めた後、2022年3月に卒業しました。ひと月前の2月に卒業が発表され、2022年2月の歌「まほうのラララ」が、あつこお姉さんの卒業ソングとなりました。

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これらの例と比較すると、ゆういちろうお兄さんの場合、2025年2月の時点で卒業の兆候が見られなかったとしたら、続投を示唆している可能性が高そうです。

ゆういちろうお兄さんは卒業しない、2025年度も続投の可能性が高い

以上の分析から、ゆういちろうお兄さんが2025年度も続投する可能性は十分にあると考えられます。就任期間や年齢だけでなく、番組の安定性、コロナ禍の影響、個人の意思など、様々な要因が継続を支持しています。

また、過去の卒業パターンと比較しても、現時点で卒業を示唆する明確な兆候が見られないことは、むしろ続投を示唆していると言えるでしょう。

もちろん、最終的な決定は番組側と花田ゆういちろうさん本人にかかっています。しかし、子どもたちや保護者にとって、ゆういちろうお兄さんの存在は大きな安心感をもたらしています。その笑顔と歌声が、もう1年、いや、それ以上続くことを多くの視聴者が望んでいることでしょう。

ゆういちろうお兄さんの今後の活躍に、引き続き注目していきたいと思います。そして、いつか卒業の日が来るとしても、それまでの間、子どもたちと一緒に歌い、踊り、笑顔を届けてくれることを願っています。

「おかあさんといっしょ」は、時代とともに変化しながらも、子どもたちの成長を見守り続ける大切な番組です。ゆういちろうお兄さんの温かな歌声が、これからも多くの家庭に響き渡ることを期待しています。
ゆういちろうお兄さん卒業「2024年2月の歌」で卒業フラグ確定か【おかあさんといっしょ】
ビビビビーム!歌詞2024年2月の歌は卒業ソングか(おかあさんといっしょ)

アイキャッチ画像はNHKより

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