パリオリンピック

及川栞選手プロフィールはパラレルキャリア「プロホッケー選手兼会社員」

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1月19日、ホッケー女子の日本代表「さくらジャパン」のパリオリンピック最終予選の3位決定戦で、日本初・女子プロホッケー選手・及川栞(おいかわ・しおり)選手が「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選ばれました。

さくらジャパンは、この試合で1対0でインドを破り、6大会連続のオリンピック出場を決めました。

及川栞選手は、現役のプロホッケー選手ながらも、タカラベルモントの社員でもあります。及川栞選手のパリオリンピックでの活躍が、今から注目されています。

この記事はこんな人におすすめ!
及川栞選手のプロフィールを知りたい
及川栞選手のチーム経歴、戦績、キャリアが知りたい
及川栞選手のパリオリンピック最終予選での姿を観たい

及川栞選手のプロフィール

さっそく及川栞(おいかわ・しおり)選手のプロフィールをみていきましょう。

及川栞選手「X」より

及川栞選手「X」より

生年月日:1989年3月12日(34歳)
出身地:岩手県岩手町
学歴:岩手県立不来方(こずかた)高校、天理大学

及川選手は、ホッケーの元日本代表選手だったお母様の影響で3歳からホッケーを始めました

出身の岩手県岩手町は、人工芝ホッケー競技場を中心としたホッケーに力を入れています。岩手町のホームページでは、次のように紹介されています。

夜間照明設備を備えたウォーターベース人工芝のホッケー場です(日本ホッケー協会グローバル規格ピッチ公認)

及川選手は、幼い頃からホッケーに集中する環境が整っていました。また不来方高校では体育学系ホッケー専攻に進みました。

不来方高校のホッケー部は、全国的な強豪チームです。高校のホームページでは、ホッケー部は体育学系の一番最初に紹介されていました。岩手県大会では16年連続優勝を誇っています。

大学もホッケーの古豪である天理大学に進みました。

天理大学のホッケー部は、女子日本代表に75名の選手が選ばれており、ホームページには及川選手の名前も掲載されていました。

及川栞選手は、お母様から受け継いだホッケーのセンスもあり、文字通りホッケーの申し子のようですね!

及川栞選手「X」より

及川栞選手のチーム経歴

及川栞選手は、2013年からホッケー女子日本代表DFとして活躍しています。

2007年~2011年:天理大学ベアーズ
2011年~2018年:ソニーHC BRAVIA Ladies
(2016年、2017 年「HCオラニェ・ロート」へ期限付き所属)
2018年~2019年:HCオラニェ・ロート(オランダ)
2019年~現在、東京ヴェルディホッケーチーム
(2019年、2022年「Canberra Chill(キャンベラチル)」へ期限付き移籍)

続いて、主な戦績です。及川選手は、着実に実績を積み重ねています。

2018 年:チャンピオンズトロフィー(中国)6 位
第18 回アジア大会(ジャカルタ)優勝
2021 年:2020 東京五輪日本代表
アジアチャンピオンズトロフィー(韓国)優勝
2022年:アジアカップ(オマーン)優勝
ワールドカップ(スペイン/オランダ)11位

そして、及川栞選手は、2022年1月に美容メーカーの最大手・タカラベルモント株式会社に入社し、一社員として勤務もしています。

及川選手は、幾つもの顔を持つパラレルキャリアを継続中です。2023年には、タカラベルモントのブランド「エステシモ」のアンバサダーになりました。ホッケー選手で初めてモデルに挑戦しました。

企業人として、プロホッケー選手として、東京ヴェルディ女子ホッケーチーム選手として、そしてパリオリンピックに出表する日本女子代表選手として、とても多忙な毎日のようです。

及川栞選手のパリオリンピック最終予選での様子

2024年1月19日の、パリオリンピック最終予選の3位決定戦では、さくらジャパンは、及川選手を含むDFの活躍が光りました。

試合は、第1Qの序盤、開始6分で浦田選手のゴールを決めた後、両者1得点も上げることができませんでした。

さくらジャパンは、世界ランキング格上のインドからの猛攻が続いたが、執念の守備でしのぎ、1-0で試合終了となりました。このプレーが評価されて、及川選手は「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選出されました。

試合終了直後の及川選手のインタビューの様子です。
「この試合に勝って、ようやくスタートラインに立てました。これからパリオリンピックに向けて集中していかないといけませんが、今はこの瞬間を楽しみたいです」と語っています。

また取材では、この試合について次のように語っています。

34歳のベテラン・及川栞は「最後の5分は、人生で一番長い5分だった」と苦笑い。昨年の国際大会で3戦全敗だった強豪に完全アウェーの大一番で雪辱し「目の前にあるチケットを取れなかった準決勝から24時間後。すごくタフな時間だったけど、1人ひとりが自分自身と向き合い、ベストを尽くせる準備ができたからこそ」と胸を張った。(スポーツ報知 2024/1/21)

東京ヴェルディホッケー「X」より

及川選手は、日本に帰国して次のように、ご自身の「X」を更新していました。

さくらジャパンの中では、ベテランの及川栞選手。パリオリンピックでも、これまでの経験を活かしてチームを引っ張っていくプレーを見せてほしいですね。及川栞選手の活躍を楽しみにしています。

*アイキャッチ画像は、東京ヴェルディホッケー「X」より

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