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斉藤由貴離婚「決断に時間が必要だった本当の理由」

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2024年12月22日、女優の斉藤由貴さん(58)が、2024年の春頃に離婚していたことが明らかになりました。2017年に発覚した不倫関係から離婚まで約7年の月日がありました。

離婚までに時間がかかったのには「子供が成人するまで待った」と言われています。しかし斉藤由貴の場合は、モルモン教の宗教二世ならではの葛藤もあったのではないかと話題になっています。

斉藤由貴離婚「最後までモルモン教のルールに馴染めなかった」

斉藤由貴の恋愛遍歴〜結婚前から自分の感情に正直

斉藤は1994年12月19日に同じモルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)信者の一般男性と結婚し、1男2女をもうけています。しかし、結婚前からも斉藤由貴は不倫経歴がありました。時系列でまとめると、以下のようになります:

1986年頃:渡辺謙との不倫

斉藤由貴20歳、渡辺謙27歳の時、NHK連続テレビ小説『はね駒』での共演をきっかけに不倫関係になったとされています。

©︎NHK

2. 1991年:尾崎豊との不倫

斉藤由貴25歳、尾崎豊26歳の時、2人で北海道旅行をしているところをスクープされ、不倫関係が発覚しました。斉藤は会見で尾崎との仲を「同志みたいな感じ」と表現し、物議を醸しました。

©︎月刊カドカワ(文春オンライン)

3. 1993年:川崎麻世との不倫

斉藤由貴27歳、川崎麻世30歳の時、7月16日のFRIDAYに密会不倫をスクープされました。晴海ふ頭でのキスや、斉藤のマンションへ消えていく様子が報じられました。

4. 2012年頃~2017年:60代医師との不倫

斉藤由貴は2010年頃からこのクリニックに通い始め、2012年頃には不倫関係になったと言われています。2017年に週刊誌によってキス写真が流出し、両者ともに不倫関係だったことを認めました[6]。

5. 2023年11月:60代医師との関係継続疑惑

2023年11月、『週刊文春』が斉藤由貴と医師が引き続き関係を持っていると思われる騒動を報じました。10月28日夜、医師のクリニック前で斉藤が泣き崩れる様子が目撃されています。

6. 2024年9月:60代医師との不倫継続報道

9月16日、『女性自身』によって、斉藤由貴と60代医師との不倫関係が現在も続いていることが報じられました。

斉藤由貴は、これらの不倫報道にもかかわらず、女優としてのキャリアを継続しており、その実力と「憎めないキャラクター」が、スキャンダルによるダメージを最小限に抑えているとされています。

斉藤由貴は宗教二世〜モルモン教の結婚観「貞節の重視」

モルモン教では、結婚を非常に重要視しています。教義によれば、夫婦は神殿で結び固められることで、死後も永遠に結ばれるとされています。また、家族を中心とした教会であり、離婚は禁止されていないものの、できる限り避けるべきものとされています。

モルモン教の教えでは、以下のような結婚観が強調されています:

1. 永遠の結婚:神殿で執り行われた結婚は、死後も続くとされる
2. 家族の重要性:家族は神の計画の中心であり、最も重要な単位とされる
3. 貞節の重視:婚前交渉や不倫は厳しく禁じられている
4. 子育ての責任:両親は子供たちを信仰のうちに育てる義務がある

斉藤由貴離婚「最後までモルモン教のルールに馴染めなかった」

斉藤由貴さんがモルモン教徒になった正確な時期は明確ではありません。しかし、公表されている以下の点から、斉藤由貴さんは幼い頃からモルモン教と関わりがあったと推測できます。

1. 父親の影響:斉藤由貴さんの父親がモルモン教徒であったことが、彼女の入信のきっかけだったとされています。
2. 幼少期からの関わり:幼い頃からモルモン教の集会に参加していた可能性が高いと考えられています。
3. 宗教二世:斉藤由貴さんは「宗教二世」と呼ばれることがあり、これは幼少期から親の宗教の影響を受けて育ったことを示唆しています。
4. 結婚相手:1994年に同じモルモン教徒の男性と結婚しており、この時点で既にモルモン教徒であったことが分かります。

したがって、斉藤由貴さんは生まれてからずっと、あるいは幼少期からモルモン教と関わりを持ち、正式な入信時期は不明ですが、若い頃からモルモン教徒であったと考えられます。しかし、斉藤さんはモルモン教の結婚観のうち3つ目の「貞節の重視」から大きく外れています。芸能界に入って間もない頃から、不倫を繰り返してきた斉藤さん。長い間、モルモン教の教えに背いていて苦しかったのかもしれません。

斉藤由貴離婚「最後までモルモン教のルールに馴染めなかった」

斉藤由貴の宗教二世としての恋愛における葛藤は

斉藤由貴は、同じモルモン教の信者と結婚し、家庭を築いてきました。しかし、恋愛にも奔放であった斉藤由貴は、宗教二世として以下のような葛藤を抱えていたのではないと考えられます。

信仰と個人の自由の狭間

宗教二世は、幼少期から親の信仰の影響を強く受けて育ちます。斉藤由貴も例外ではなく、モルモン教の教えを内面化しながら成長したと考えられます。しかし、芸能界で活躍する中で、教義と現実社会の価値観の違いに直面することも多かったかもしれません。

– 芸能活動と宗教的規範の両立の難しさ
– 自身の価値観と教えの不一致を感じる場面の増加
– 信仰を疑うことへの罪悪感

不倫騒動と教義との矛盾

2017年に斉藤由貴は不倫騒動を起こしました。清楚なイメージとは裏腹な写真も流出しました。モルモン教では不倫を重大な罪とみなすため、この出来事は彼女に大きな精神的苦痛をもたらしたはずです。斉藤由貴が自らの不倫騒動で次のような影響を受けたと考えられます。

– 教義に反する行為への自責の念
– 信仰コミュニティからの疎外感
– 家族や周囲の信者との関係性の変化

離婚決断の重圧

モルモン教では離婚を推奨していませんが、完全に禁止しているわけではありません。しかし、永遠の結婚を理想とする教えの中で、離婚を決断することは非常に大きな精神的負担だったはずです。斉藤由貴は、離婚を決断するにあたって、次のような葛藤を抱えていたかもしれません。

– 永遠の結婚の誓いを破ることへの罪悪感
– 子供たちへの影響を考慮する苦悩
– 信仰コミュニティからの反発への不安

アイデンティティの揺らぎ〜再構築までの時間

宗教二世にとって、信仰は単なる個人の選択ではなく、生まれながらのアイデンティティの一部となっています。斉藤由貴にとっても、モルモン教の教えは人生の指針であり、自己定義の重要な要素だったでしょう。さらに結婚相手もモルモン教徒であることから、そのお子さんにも家庭内でモルモン教の教義は受け継がれていたかもしれません。

そうした環境の中で、離婚をするということは斉藤由貴のアイデンティティを否定することにもつながっていった可能性も高そうです。斉藤由貴のアイデンティティが再構築が離婚までの課題としてあったと推察されます。

– 信仰から離れることへの恐れと不安
– 新たな価値観や生き方の模索
– 家族や周囲との関係性の変化への対応

社会的プレッシャーとの闘い

芸能人として公の目にさらされる立場にある斉藤由貴は、自身の信仰や家庭生活について常に注目を浴びてきました。この状況は、彼女の内面的な葛藤をさらに複雑にしたと考えられます。

– メディアや世間の目を意識した行動の制限
– 信仰と芸能活動の両立に対する周囲の期待
– プライベートな悩みを公に表現できない苦しさ

斉藤由貴に限らない〜宗教二世の普遍的な課題

斉藤由貴の事例は、宗教二世が直面する普遍的な課題を浮き彫りにしています。これらの課題は、特定の宗教に限らず、多くの宗教二世が経験するものです。

1. 思想信条の自由の制限:親の信仰が子供の選択肢を狭める
2. 個人としての尊重の欠如:信仰集団の一員としてのみ見られがち
3. 外部との接点の少なさ:信仰コミュニティ以外の世界との交流が限られる

斉藤由貴の離婚は、30年に及ぶ結婚生活の終わりであると同時に、宗教二世として抱えてきた葛藤からの解放の始まりかもしれません。斉藤由貴の経験は、多くの宗教二世が抱える悩みや葛藤を代弁しています。彼女の姿は、信仰と個人の自由の間で揺れ動く人々に、新たな生き方の可能性を示唆しているのかもしれません。

斉藤由貴離婚「最後までモルモン教のルールに馴染めなかった」

斉藤由貴は2025年2月から予定されている36年ぶりの全国ツアーを開催します。この全国ツアーは、斉藤由貴にとって歌手活動の再開のみならず、宗教二世としての過去と向き合いながら、自分自身の価値観と信念に基づいて人生を歩み始める決意表明ともいえるかもしれません。

斉藤由貴離婚「最後までモルモン教のルールに馴染めなかった」

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