2025年2月3日に逮捕された大木滉斗(おおきひろと)容疑者が逮捕されました。おおきひろと容疑者は、2024年12月28日ごろ東大阪市山手町の生駒山地にある空き家周辺に男性の切断遺体を遺棄した疑いが持たれています。こちらの記事では、大木滉斗(おおきひろと)容疑者の生い立ちや経歴、学歴(中学・高校・大学)出身地、家族などを調べていきます。大木容疑者はどんな人物なのでしょうか?
東大阪市遺体損壊事件「バラバラ遺体と発見場所にみる犯人の矛盾」
大木滉斗容疑者の生い立ち、和歌山大学でピアノ部に所属
大木滉斗容疑者の経歴、プロフィールは次のとおりです。
年齢:28歳(2025年2月現在)
職業:無職、(自称会社員「通販会社のSE・システムエンジニア」として勤務)
生年月日:1997年(詳細は調査中)
居住地:大阪市中央区日本橋2丁目のマンション(母親と2人暮らし)
中学校:調査中
高校:調査中
大学:和歌山大学システム工学部化学科在籍、ピアノ部で活動?
家族:父親(別居中)母親、そのほか調査中
大木滉斗容疑者は1997年大阪府内で生まれました。家族構成については、逮捕当時60代の母親と2人でマンション暮らしをしていたことが近隣住民の証言から判明しています。父親とは別居状態ながら定期的に連絡を取っており、LINEで近況報告をしていました。父親が容疑者に最後に会ったのは2024年11月と証言しています。父親や友人の証言から、大木容疑者は無職であるにも関わらず「通販会社のシステムエンジニアとして働いている」と伝えていたことが分かっています。
和歌山大学在籍で、ピアノ部で活躍か
学生時代の経歴は公式に明らかになっていませんが、一部報道で和歌山大学に在籍し、ピアノ部で活躍していた可能性があると言われています。2018年6月30日に大阪府立大学「Uホール白鷺」で開催された第59回定期演奏会に「大木滉斗」と同姓同名の人が演奏している映像がYouTubeに残っていました。
このYouTubeの大木氏は2018年の時点で3回生(21歳)ということは、2025年時点で28歳という大木容疑者と合致する点があります。
また文春オンラインの取材により、大木容疑者は小学校の頃からピアノをやっていることが報道されています。
大木容疑者と同じ小学校に通っていた同級生の母親が「信じられない」と肩を落とす。「小学校の頃からピアノをやっていてね。こんなことをするような子じゃないですよ……」文春オンライン
このためこの和歌山大学ピアノ部の大木氏は、大木容疑者である可能性が高くなってきました。これらの情報はまだ公式に確認されたものではありませんが、また続報が分かりましたら追記していきます。
・大木滉斗容疑者は、大阪市中央区のマンションで母親と同居
・大木滉斗容疑者は、近隣住民によると「ごく普通の印象で目立った特徴はなかった」
・大木滉斗容疑者は、事件発生1か月前から行方不明状態であった
・大木滉斗容疑者は、ピアノ演奏に長け、和歌山大学に在籍していた可能性がある
大木滉斗容疑者のSNSは?Xを使用していた痕跡を発見か
大木滉斗容疑者のSNSについて現時点で公式に確認されているSNSアカウントは存在しませんが、それぞれのSNSで大木滉斗容疑者の氏名で検索しました。
大木滉斗容疑者のX(旧Twitter)
大木滉斗容疑者本人のアカウントではないかと推察する投稿が見つかりました。「ガンダム」というユーザー名で活動していた可能性があります。このアカウントのプロフィールには「ピアノ部」と記載されており、大学でのピアノ部活動と一致する可能性があります。
またお刺身を購入しようとした投稿も見つかり、スーパーの住所が「大阪市中央区日本橋1丁目」とあり、大木容疑者の住居の近所ではないかと推察されています。
東大阪市バラバラ遺体事件の犯人のアカウントかな?
報道 大木滉斗 大阪市中央区日本橋在住この2022年から止まってるアカウントは本名 大木滉斗で一致
このアカウントがあげてるスーパーで買った刺身の販売元 大阪市中央区日本橋 https://t.co/DO5eY6PACP pic.twitter.com/9dWmZILcwe— 暇空茜 (@himasoraakane) February 3, 2025
大木滉斗容疑者のFacebook
本人特定可能な公式アカウントは確認されませんでした。
大木滉斗容疑者のInstagram
非公開アカウント含め、大木滉斗容疑者のものであるアカウントは確認できませんでした。
そして捜査関係者によれば、容疑者が使用していたとされるスマートフォンからは、事件前後にオンラインで何かしらの活動をしていた痕跡が確認されています。具体的なプラットフォームやコンテンツについては、現在捜査当局が詳細分析を進めている段階のため、また続報が分かりましたら追記していきます。
事件の概要:大木滉斗容疑者は防犯カメラの解析で逮捕へ
今回大木容疑者の逮捕のきっかけとなったのは防犯カメラでした。犯行現場周辺の防犯カメラには、2024年12月28日夜の映像に、大きな荷物を持って1人で歩いて山に登る不審な人物が映っていたことから、警察が捜査したところ、大木容疑者が浮上しました。
2月2日午後5時40分ごろ、和歌山県内で「長時間うろうろしている人がいる」との通報を受け、駆けつけた警察官が大木容疑者を保護しました。大阪府警の捜査員が大木容疑者を任意聴取したところ、大木容疑者が事件への関与を認めたことから逮捕に至りました。この過程で、大木容疑者は1月中旬から所在不明になっていたということが判明しています。
2024/12/29 :大阪市内で目撃情報なし (移動経路カメラ)
2025/01/中旬 :自宅マンションから失踪 (家族証言)
2025/02/02 :和歌山県内で保護 (住民通報)
額田駅は今回の遺体発見現場の最寄り駅にあたります。
現段階で公式に発表されている情報は限られていますが、容疑者が事件前から現実社会との接点を失いつつあった可能性が指摘されています。これから被害者との接点の有無や犯行に至った動機の解明、更にSNS上での人間関係の分析へと移行するとみられます。また事件の続報がありましたら、追記していきます。
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